連雲港市との交流のきっかけは徐福である。徐福の故郷であるといわれる連雲港市と、渡来・定住伝説がある佐賀市は、研究を通じての交流から市民間の交流を発展させてきた。1997年9月に設置された友好都市検討懇話会の答申を受けて、1998年11月27日に友好都市締結がなされた。
連雲港市は、江蘇省の北部にあり、黄海に面した港湾・工業都市で、水陸交通の要衝である。市内の5区3県を管轄し、総人口約470万人のうち市街区に70万人が居住する江蘇省の直轄市である。
陸においてはオランダ・ロッテルダムまで大陸を横断するユーラシア鉄道の東の起点であり、海においては中国八大港のひとつとして、世界120余の国・地域の港との往来がある。
自然環境・資源にも恵まれた連雲港市は、平野、丘陸地、湖を兼ね備え、主な農産物には米、麦、大豆、落花生、綿、林檎、葡萄、栗などがある。また淡水・海水での養殖業もさかんである。
◇友好都市締結:1998年11月27日
◇人口:約470万人
◇面積:7,444k㎡
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